2006年08月09日

表面波探査法って?

住宅の地盤調査を2回もやるというのは大変珍しいことですが、「鬼無の家」では、また地盤調査をしました。

理由は、以前の試験法(スェーデン式サウンディング試験)で得られたデータでは、地盤を地盤改良(柱状改良)する必要があるか無いか大変迷う結果だったので、今回表面波探査法という比較的新しい調査方法で再度調査しました。
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再調査で得られる、二つのデータを付き合わせ、より正確に判断できるようにするためです。
また、両方のデータを見比べてみることにより、その二つの試験法の違いについても実際に把握しておきたいという技術的な興味もありました。

表面波探査法による地盤調査は”ビイック株式会社”が昭和50年代に確立した技術だそうです。
表面波探査法の原理は、50kgほどの重さの起震機で起こした振動波を2個の受信機で測定し、その到達時間の差異から地盤の強さを推定するというものでHPに詳しくのっています。http://www.vic-ltd.co.jp/wave/wave01.html

最近、香川でもその技術を使って調査をする会社ができたので今回お願いしました。
IMG_7109_s.JPG


実際の調査そのものはいたって簡単で、5箇所の測定をするのに1時間程度しかかからず調査員も一人でした。

後日届けられた調査報告書をみると、礫(転石)に邪魔されない分、データのブレが少ない、10mまで調査できるなどその特徴を確認することができました。
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地盤改良の実施の要否については、このデータをもとに施主、設計者を交えての話し合いで決めることになります。

小松

posted by こまつ at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 鬼無の家