2006年07月29日

地盤が大事!

先日、「木太町の家」の地盤調査をしました。
IMG_6901_s.JPG

建て主にとっては、自分の家の地盤を知ることが出来る滅多にない機会なので、建て主のご家族にも立会してもらいました。
一緒に試験状況を確認することで、より良い家づくりへ参画が出来ますし、作り手と住まい手のコンセンサスも深まると考えています。

調査はスウェーデン式サウンディング試験という方法でおこなわれました。
この方法は地盤調査としてはボーリング試験などに比べ簡易な方法ですが比較的加重が軽い戸建て住宅などの試験方法としては十分ですし、費用的な負担も軽いので最も多くやられている方法です。

試験はキリ(スクリューポイント)を取り付けた棒(ロッド)に荷重を加えて回転させ、ロッドがどれだけ地中に貫入するかを測ります。
25cm単位でねじ込むのに必要な回転数を測定し、その結果を基にして地盤の強度を判断します。
IMG_6641_s.JPG

幸に、調査した地盤では大きな問題になるような軟弱地盤は確認できませんでしたが、一部の試験箇所で薄い軟弱地盤がありましたので、今後提出される詳しい試験結果報告書を検討し、基礎の形状や鉄筋量について決めていくことになります。
IMG_6906_s.JPG


特に地盤改良が必要かどうかなどの判断は、費用もかかるので、調査結果や周辺既存建物の状況、盛り土の履歴、建物の構造など総合的に判断する必要があります。
安易に安全側に走るのは簡単ですが、技術者として「自分の家だったらどうするか」を基準に慎重に判断する必要があると考えています。

一般的に家を建てる時、キッチンや内装にこだわる建て主は多いのですが、地盤に同じくらい注意を向ける建て主は少ないように思います。
しかし、本当はなかなか目で確かめることの出来ない地面の中にこそ、注意を払う必要があります。

地盤が軟弱だったり、その強さが偏っていたりすると建物が不動沈下などで傾くことがあり、地震の際にも砂質の軟弱地盤だと液状化現象が発生したりします。
また、地上に建つ建物の被害が大きくなることが判っています。

お皿にお餅を載せてゆすっても、お餅の表面は揺れないけれど、プリンを載せてゆすれば表面が振るえるように揺れるのと同じです。
もっとも、お餅もつきたては揺れるのですが。(笑)

いずれにせよ地盤は大事だということですね。



posted by こまつ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 木太町の家
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