2008年02月10日

鴨居のボルト

IMG_0027_1.JPG
柱と鴨居の取り合いの部分です。
下から見ると何の変哲もない鴨居の杉材が柱にくっついているだけのようですが、上から見ると柱を貫通させた細いボルトとナットで締め付けられているのが判ります。
IMG_0022_1.JPG
このようにボルトを入れて止め付けるやり方は今の一般の住宅ではとても少なくなりました。
普通は上斜めから木ねじを打ち込んで止めることが多くなっています。
何故やらないかといえばボルト穴開けや鴨居上のミゾ掘りなどとても手間がかかることと、完成引き渡しの時はボルト有り無しの違いの見分けがあまりつかないからです。
しかし、3年、5年と時間が経つと木は乾燥し収縮するので隙間が出来る可能性があります。
特に杉材は収縮する量が大きいのです。
そうなっても鴨居と柱の間に隙間やガタツキが出ないよう、工事をしてくれている大工棟梁は丈夫なボルトを入れ座金がゆがむほど締めこんでボルトにテンションをかけています。

見えないところですが手を抜かず、とても丁寧な仕事をしてくれている大工棟梁の仕事に対する誠実な姿勢と、これから長く住まわれるお客様に対する思いを感じます。
posted by こまつ at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 木太町の家
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