2008年02月26日

タモの床板

木太町の家ではダイニングキッチンの床板がほとんど張れました。
この床板はお客様のご希望でタモ材の無垢板を使用しました。
木目が通りほとんど節の無い大変良質な一級品の床板です。
おかげで張り上がりの出来映えもすごく綺麗です。
杉板と違いかなり堅いので、これだと椅子の脚による擦り傷も気にならないでしょう。
IMG_0025_1.JPG

今回使用したタモの床板は、VOC(揮発性化学物質)によるシックハウスのおそれを考慮して無垢材としましたが、一般に流通している建材としては、ウレタン樹脂塗装しているものが多く、無塗装品は少ない状況です。
また、無塗装品があっても表面の仕上げが粗木の状態で販売されているものが大半で、サンダー掛けなどの仕上げをして販売されているものは少ないようです。

タモなどの無塗装品が粗木で販売されるのには理由があります。
これらの床板の主な用途としては体育館の床などスポーツ施設向けが多く、こういったところでは非常に平滑な床が求められるため、張った後に専門の施工業者が機械を使いサンダー掛けをしながら不陸を修正して平らにし、ウレタン塗装を塗り重ねるため、粗木の方が都合がよいのです。

調べた結果、いくつかの会社で出荷前に特注で表面のサンドペーパ掛けをしてもらえることが判ったのですが、詳しく聞いてみると、いずれもサンドペーパーの目が粗く、そのままでは現場で浸透性の植物性オイル塗装しても満足な出来映えとならない可能性がありました。
そこで一計を案じ、杉の床板を製造している会社にタモの無垢板の粗木を購入してもらい、表面加工をしてもらえないかと相談したところ協力してくれるとの返事だったので今回お願いしました。
サンドペーパーの目もこちらの指定した細かいもので研磨してくれたのでツルツルの仕上がりとなり大変満足できるものとなりました。

建材は一般流通品を使用する時には、何の苦もなく施工できるよう配慮されて商品化されていますが、少し特殊な物を使用す場合は色々なことに配慮しなければならないものだなとまた一つ勉強になりました。

PS
(塗装に際しては、塗料をタモ材が吸い込み目が起きるので軽くサンドペーパー掛けをするとより良い仕上がりとなります)
posted by こまつ at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 木太町の家
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