2006年02月05日

「宮脇町の家」の施工図

「宮脇町の家」ではダイニング兼リビングの前に二間幅の大きな履き出し窓を設けています。
いろいろ考えた末、今回は半分のガラスをはめ殺しにして、木製の片引き戸にしました。
先日より大工さんが敷居・鴨居や庇などの木材を加工して取付工事をしています。


木製建具なので雨仕舞いなどに特に注意が必要です。
その為、設計図とは別に部分的に木材の加工や納まりを平面と断面で詳細に表した"施工図”という図面を作成します。
ためしに数えてみると、この工事では今までに60枚以上の施工図を作成していました。


作図は全て自分でやりたいのですが時間がゆるさず、今は信頼できるスタッフと手分けしてやっています。
施工図は詳細まで描き検討することで、あいまいだったところがハッキリし、間違いも未然に防ぐことが出来ます。
これをもとに大工さんなどと打合せますが、そこでの意見を加味して再度図面を修正することもあります。

小さな普通の住宅でここまで手間をかけることに、また違った意見があることも知っていますが、私はこの施工図が施工品質を支える大きなカギだと思っています。

私が卒業して建築会社に就職し、最初に先輩から教えられたのが”施工図”とその重要性でした。
その「教え」とその後の「経験」は、30年経った今も私の中で「責任が持てる仕事」の基礎になっています。
posted by こまつ at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮脇町の家
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