2006年04月05日

由良石で玄関を・・・

「宮脇町の家」の玄関ポーチと玄関内の床は石を敷きました。

この石は住まい手のお父様の畑に20年以上前から、積み上げられ放置されていたものです。
おそらく古い建物の延べ石(基礎土台下の地面に敷いた四角い石)だと思われるこの石は、高松市の南にある由良山で産出した「由良石」という花崗岩でした。
「由良石」は、昔は沢山切り出されたそうですが、最近ではあまり採れてないそうです。
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石の表面は、長い間の風雨によりかなり痛んでいましたが、それがとても良い味を出していたので設計当初より使用を決めていました。
まず、この石を石屋さんの工場に運び半分に切断しました。
玄関ポーチは風化した表面側を、玄関内は切断面を表にして使用しました。
切断面は淡いベージュ系の土色で一部の石には紋様もありました。
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石工事は敷く前に、使用する石を選び仮敷きして様子をみます。
その後、空練りモルタル(水を混ぜてないモルタル)を敷き、その上に位置を確認しながら石を並べていきます。
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玄関内の床は石の角を整形し、表面を少し研磨して敷きました。
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この床は当初の設計では”豆砂利洗い出し”の左官工事でしたが、出来映えを見た住まい手の奥様には「あの石が、こんなになるなんて、信じられない!」と石の床になったことを喜んでもらいました。
IMG_3329_s.JPG

完成です。
使われず長い間放置されていた石が、職人さんの手によって素敵な玄関の床として蘇りました。
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posted by こまつ at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 宮脇町の家
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