2006年04月06日

タタキがたたいて出来ました

「宮脇町の家」の玄関前土間の床を何で仕上げるか最後まで悩んだのですが、石田左官さんと検討した結果「たたき」で仕上げることにしました。

「たたき」とは「三和土」とも書き、土と苦汁(こがり)と消石灰を混ぜ、敷き均した上を、木槌で叩いて仕上げます。
昔の農家や町屋などの土間の床やおくどさん(炊事場)などでよく使われていたものですが、最近の家では全く施工することが無くなったものの一つです。

タタキを造る材料です。
バケツに入っているのが苦汁です。
袋に消石灰が入っています。
IMG_3366_s.JPG

最近は左官さんでも「たたき」のやり方を知っている職人さんは少なくなりました。
今回「宮脇町の家」の左官工事をやってくれている石田左官工業さんは、日頃から文化財の修復等を多く手がけられているため、日常業務として「たたき」を施工されている数少ない現役の伝承者です。

「たたき」は叩くことで土が圧縮され硬く締まり、多少の雨水などでも平気ですが、コンクリート床ほどの耐久性や強度はなく手間もかかるのでやらなくなったのですが、その温かみのある土の素材感が「宮脇町の家」には合っているのではということになり決めました。

まず、材料をミキサーで混ぜます。
IMG_3374_s.JPG

混ぜ上がった土を敷き均します。
IMG_3374_s.JPG

それをみんなでパンパンと木槌を振り上げ叩いて締め固めます。
おそらく数十年ぶりに宮脇町にたたきの音が響いたのではないでしょうか。
IMG_3369_s.JPG

丁度来場した住まい手のご主人も参加して一緒に叩きます。
後でご主人に聞くと筋肉痛になったそうです。
IMG_3401_s.JPG


所々小石を埋めました。
IMG_3392_s.JPG

posted by こまつ at 15:39| Comment(3) | TrackBack(0) | 宮脇町の家
この記事へのコメント
ニガリって、なんでも固まるんですね〜〜
三和土の表情は、やわらかくて好きです^^
Posted by あびぃ at 2006年04月07日 09:31
あびぃさんこんにちは。
他にニガリで固まるのはお豆腐かな?
角に頭をぶつけるくらいに硬いかな・・・。

今回のタタキ土間はなかなか良い雰囲気ですよ。
是非見に来てください。
Posted by こまつ at 2006年04月07日 21:03
はい〜 日曜の午前中くらいに見学にお伺いしますわ〜〜^^ よろしゅうに。。。
Posted by あびぃ at 2006年04月08日 16:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/532696

この記事へのトラックバック