2007年11月21日

世界一の・・・

皆さん、香川県三木町にある日プラっていう会社を知っていますか?
この会社は水族館などの大型水槽のアクリル板を製作する会社で、なんと世界の70%のシェアを獲得している世界一の企業なんだそうです。
きのう、香川県建築士会の勉強会があり私はこの会社の工場見学に行ってきました。

_20071120_0011.JPG

まず、驚いたのは会議室に設置してあった300インチのアクリル板でできたスクリーン「ブルーオーシャン」
上映されているハイビジョンの高精細でリアルな映像に感動です。
向こうに立っている着物の女性や建物が本当にそこにあるかのようでした。
このスクリーンもこの会社の製品だそうです。

_20071120_009_1.JPG
いよいよ工場見学。
これはアクリル板を研磨しているところです。
原盤は±2ミリほどの凹凸があり接着できないので、その不陸を±0.5ミリまで研磨し修正するのだそうです。
研磨は90%までは機械でするのだそうですが、最後の仕上げは人の手でやるのだそうです。
そうすることにより製品の品質検査も同時におこなえ、歩留まり率が格段に向上するのだそうです。

_20071120_012_1.JPG
その研磨したアクリル板を何枚も重ねて接着し、ヨコにつないで巨大な水槽用アクリル板をつくるのだそうで、このカットサンプルは厚さが何と75センチもありました。
この、接着技術がこの企業の強みであり、最大のノウハウなんだそうです。
その技術の秘密はあえて機械化せず、科学的な接着剤の管理と人間の手技を最大限に生かすことで生まれるのだそうです。
自信溢れるその言葉からはものづくりに賭ける企業の熱い想いが伝わってきました。


posted by こまつ at 08:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 講座・研修
この記事へのコメント
ニップラの見学会、社長の独壇場でしたね。しかし、あれだけ大規模の製品が手仕事や手作業で出来ているなんて知りませんでした。
ある意味すごいです!感動しました。
Posted by 夢子 at 2007年11月22日 14:03
現代では何でもかんでも機械化するのが効率化で善のようにいわれていますが、それを覆す会社の考え方でしたね。
人の手技を軽視せず、新たな意味と可能性を持たせているのがこの会社の強みと感じました。
私たちのものづくりにも通じるところです。
Posted by こまつ at 2007年11月24日 04:13
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