2008年04月19日

基礎コンクリートの打ち込み

今日、「多肥上町の家」の基礎コンクリートの打設をしました。
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この周辺は比較的地盤がいいので通常のベタ基礎です。
打ち込みに先立ち、生コン工場から出荷されたコンクリートの品質検査をします。
柔らかさや含まれている空気の量と塩分の量などを、機具や試験用品を使って調べ所定の品質であるかどうか確認するのです。
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検査後、問題なければ丸い円筒状のテストピースを採ります。
1週間後と4週間後にこれを試験器で壊して打ち込んだコンクリートの圧縮強度を調べます。
こうすることで基礎コンクリートの品質が保証されるのです。
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2008年02月19日

構造材の番付け

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大工さんの加工場に高知県嶺北から梁桁の構造材が届きました。
さあ、これから構造材の刻み(加工)開始です。
この工事はプレカットではなく手刻みなので、刻みの完了まで2ヶ月以上の時間と手間がかかります。

まず、最初に沢山の構造材を元と末(下と上)の方向を揃え、太さと長さ別に整理します。
整然と並べられた杉材が美しい色合いとつややかな光沢を放っています。
こんなに沢山あっても無垢の杉材は一本として同じものはなく、それぞれが個性的で美しく、見ていて飽きません。
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その杉材を、節の状態や色つや、強度(ヤング係数)、乾燥具合(計測表)を確認し、構造図と照らし合わせ、それぞれにふさわしい建物の場所(部位)で使用するように慎重に選んでいきます。
材を選定した後、材の両端部に通り番号を記入します。

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この一連の作業を私たちでは構造材の「番付け」と読んでいます。
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2008年01月01日

家づくりの最初の一歩

現場でおこなう家づくりの最初の作業は地盤調査です。
機械を使って地耐力を確認し、基礎の形式などを決定します。
戸建て住宅の地盤調査方法ではスウェーデン式サウンディング試験が多く用いられます。
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宅地を購入する際は、土地柄や利便性に目がいきがちですが、強くてしっかりした地盤であることもとても重要です。
軟弱な地盤の場合は地耐力が低く、家の重さを支えることが出来なかったり、地震の揺れが増幅される可能性もあります。
そのため、杭や地盤改良などの補強策を行う必要が生まれ、費用もそれだけかかってしまいます。
特に木造住宅の場合は、地上から5m程度までの地盤の強さが重要で、慎重に調査結果をもとに検討します。

今回の「多肥上町の家」の地盤調査では、建築主の方にも地盤がどんな状態か知っていただくためご立会していただきました。
どうやって地盤を調べるか、作業を見ながら説明を聞いたり、質問をしたりして「わが家の地盤」の状態について理解を深めます。
調査した結果、盛土の下層にやや弱いところが少しあったものの、全般的には良く締まった礫混じりの粘土層と思われる地盤で宅地としては大変良いと思われました。
地盤補強などの必要性もないようなので、建て主をはじめ私たちもほっといたしました。
posted by こまつ at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 多肥上町の家